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木構造と鉄骨造の比較

皆様、こんにちは!昨日、弊社の仕入先である㈱相模原木材センターの勉強会に出席してまいりました。
CLT勉強会4
今回の内容はCLT(クロス・ラミネイテッド・ティンバー)についてでした。(CLT=木材を縦・横に貼り合わせて強度を高める材料)
CLT勉強会2
 そこで説明のあった木構造と鉄骨造の比較についてお話します。

✩比較内容                      
                       木構造  優劣  鉄骨造
1、強度と部材の重量の比率(強度/重量)     大   優≧   小
※木材の方が軽くて重量に対しての強度は優る。地震力にも軽い方が有利。
2、材の均一性(強度偏差 非等方性)       大   ≦優    小
  ※木材の場合、節や木の目などがある為。
3、硬さ曲がりやすさ(ヤング率)          小   ≦優   大
  ※同じ寸法の材料では敵わない・・・
4、接合部強度と部材強度の差(接合効率)    極小  ≦優   大
  ※木構造はピン工法=接合部は曲がると考える 鉄骨造は剛工法=曲がらない。
5、耐火性能                   燃えしろ   優≧    軟化
  ※木は一気に燃えず1時間で24mmが燃える。鉄骨は温度が上がると軟化、倒壊する可能性。
6、耐久性                     腐る    =   錆びる 
  ※耐久性については引き分け

以上から木材は優が2個 鉄骨は優が3個 引き分け1個となり、木材の2勝3敗1分けとなりました。
劣っている事を整理すると・・・
2、の均一性はCLT(現在の主流はエンジニアリングウッド集成材)でより均一な材料が生産できるので引き分けとはいかないが惨敗は防げるのではないか。

3、のヤング率については材料の寸法を大きくしても限りがあるから厳しいのが現状だが、今回勉強会で題材になったCLTは鉄骨造や鉄筋コンクリート造にも負けないくらいの空間利用が可能となり勝負になる可能性!

4、の接合部強度は剛工法とはいかないが、接続金物によってはかなり補強できる。近年の木造金物工法の進化は素晴らしい!

皆さんいかがでしょう・・・木材も見捨てたもんではありませんね(^_^)元材木屋の私が言うのもなんですが(´・_・`)何社かの某ハウスメーカーは「鉄骨だから火災に強いですよ!」と言っていますが、「温度が700℃になったら軟化して倒壊しますけど」とは説明しないと思います。お客様の家が火災になった事態とかあまり考えたくはないですが、木構造も燃えしろを考えて設計しますから十分安全な住宅を作る事が出来るのです。林業の盛んな地域の製材屋さんが相次いで廃業しています。もちろん若木を植林すれば二酸化炭素を光合成により吸収してくれますが、老いた木が増えてしまっている現在、二酸化炭素の放出する密林が多くなっていて、地球温暖化を加速しています。そこで解決策の一つとして今回のCLTを日本の樹木で加工・生産して地球温暖化を防いでいかなくてはならないと思います。
日本の風土に合った木造在来住宅の素晴らしさをもう一度見直してみませんか・・・
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プロフィール

カネコホーム

Author:カネコホーム
カネコホーム社長ブログ
相模原市橋本で1964年生まれ、橋本育ち。材木商から1998年に独立して高気密・高断熱・計画換気住宅を専門としたカネコホームを設立して現在に至る。住宅の事を中心にブログ更新していきますので皆様どうぞよろしくお願いします!

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